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聖隷学園とキリスト教


聖隷クリストファー大学のルーツと使命について

学校法人 聖隷学園 宗教部主任
キリスト教センター長
仲 義之

「あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき」(『ローマの信徒への手紙』12章2節より)

 「聖なる神の奴隷となろう。」聖隷は90年以上もの間、この浜松の地を中心に、イエス・キリストの教えた隣人愛の実践を積み重ねてきました。社会事業として立ち上げた聖隷の働きは、結核患者との出逢いを経て「福祉」の営みとして熟達し、多くの人の助力を受けながら、時には迫害すらも厭わずに、「援助(たすけ)を必要とする人に仕える。」という一念を実践し続けました。その揺るがない実践の礎は、聖書を読み、祈ることで神から心を新たにされるキリスト教の精神です。
聖隷の創立者であり、聖隷学園の創立者でもある長谷川保も影響を受けた、内村鑑三の言葉に「見よ、海中に屹然(キツゼン)として立つ岩を。満潮のときも、退潮のときも、海底に深く根をおろして毅然として動かない。」(『内村鑑三聖書注解全集第十七巻 ロマ書の研究』47講)というものがあります。
真摯に祈り、神によって常に心を新たにされていく隣人愛の精神こそが、これからも聖隷学園が毅然と拠って立つ礎です。

キリスト教センター

大学キャンパスの西側、木々に囲まれた建物があります。そこが聖隷学園(こども園、小学校、中・高等学校、介護福祉専門学校、大学、大学院)のキリスト教センターです。ドアを開けると、初代学長が寄贈されたJ.ルオーの版画が掛かった事務室と研究室、そして、サークル活動を行う学生が集う部屋があります。
キリスト教センターは、皆さんと共に建学の理念の具現化をめざしています。授業科目として「キリスト教概論」「キリスト教人間論」「キリスト教の歴史」「キリスト教倫理」が置かれている意味と目的がここにあります。また、毎週水曜日には大学礼拝が定められています。毎回、学内外から牧師・講師を迎えて、学生や教職員が一つになって讃美を捧げています。さらに、キリスト教関連の行事としてクリスマスツリー点火祭や近隣施設へのキャロリング等々を計画し、実施しています。
学生の皆さんと、近隣の教会と、そして、地域の諸施設と連携しながら、神のご計画に応える活動をめざしています。どなたでも気軽にドアをノックしてください。歓迎します。