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看護学部_看護師_外科系



藤枝市立総合病院 岡村愛理さん

現在の仕事の特徴、魅力、やりがい
 私は整形外科病棟に勤務しています。整形外科病棟は交通外傷を含め骨折やスポーツなどによる怪我だけでなく、運動器疾患を患う方が生活の質の向上を求めて入院されます。広い範囲で手術療法を中心とした治療が行われていることや、様々な年代の患者さんを相手にするため幅広い知識、コミュニケーション能力が必要となります。看護する中で快適で安楽に入院生活を送っていただけるように療養環境を整え、日常生活の援助することを大切にしています。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 大学の実習で急性期の看護に興味を持ったのがきっかけです。外科を希望したところ、縁があり現在の病棟に勤務することになりました。地域柄患者さんは温厚な方が多く、新人の時は看護技術などを実施する際に積極的に協力してくださいました。先輩方だけでなく患者さんにも育てていただいたと感じています。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 今年からは4年目になり新しく後輩も増え指導する立場となります。新人の時と比べできることも増えた分慣れも生じてくる時期なので、もう一度気を引き締めて看護していければと思います。

後輩へのメッセージ
 学業で知識を増やすことは大切ですが、臨床で働くと学んだことだけでは通じないことばかりです。受け持った患者さんとの会話や実習担当の看護師さんからの話を聞いて現場で感じたことを大切にしてください。

労働者健康安全機構 浜松労災病院 新井早輝さん

現在の仕事の特徴、魅力、やりがい
 私の勤める脳神経外科病棟は、疾患の特性上、異常徴候の早期発見につながる観察・自立に向けた支援に多くの時間を費やします。とても大切な患者さんとの時間の中で、看護実践の成果として患者さんが自立していく過程を見られることがやりがいに繋がります。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 私は急性期の病棟で看護や技術を学び、経験を積みたいと思っていました。実習で脳神経外科病棟を経験したことはありませんでしたが、学習をすすめるうちに、脳神経への理解を深めたいと思い、この病棟を希望しました。看護実践を通して、疾患だけでなく、根拠を考えることができ、学びを深めることができます。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 私は今年で4年目になります。看護実践において、少しずつ自分で考えて動けるようになってきたと感じています。今年度から新人教育を担当します。「指導」自体初めての経験で不安もありますが、自分自身の経験を振り返り、共に学びながら、新人看護師と一緒に成長していきたいと思います。また新人教育で主体性を高め、自分の看護力を向上させていきたいです。

後輩へのメッセージ
 「看護」という仕事は知識・技術だけではない。人としてどうあるべきかを問われます。患者さんの回復過程や喜ぶ笑顔が見られた時、自分の看護の成果を感じることができるとてもやりがいのある仕事です。国家試験や実習など大変なことも多いですが、必ず報われる時がきます。いつの日か一緒に働けるのを心待ちにしています。

市立御前崎総合病院 大澤麻乃さん

現在の仕事の特徴、魅力、やりがい
 私が勤務している外科混合病棟での主な看護は、手術後の管理とセルフケアです。目に見える回復や経過を辿り、元気になって退院されていく患者さんが多いです。元気になって退院される姿をみると、元気をもらうことができ、やりがいを感じます。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 実習で消化器外科に行き、不安な思いを抱えて手術を乗り越え、体の状態が回復して笑顔で退院される患者さんをみたとき、「私も患者さんが笑顔で退院できるように支えてあげたい」と思い、この病棟で働きたいと思いました。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 今後は、より知識や技術を身につけ、あらゆる場面に対応できる看護師になりたいと思っています。4年目を迎え、できる事も増えてはきましたが、まだまだ分からないこともたくさんあります。これからも一人ひとりに丁寧で優しく「寄り添う看護」をし続けていきたいと思っています。

後輩へのメッセージ
 実習や日々の講義は基本的な知識なので大切だと思います。実習では実際の患者さんと関わり、その人にあった看護をじっくりと考えることができる機会なので、大変だと思いますが充実した実習となるよう頑張ってください。

藤枝市立総合病院 田中百合野さん

現在の仕事の特徴、魅力、やりがい
 循環器内科、心臓血管外科病棟で心疾患をもつ患者さんの看護をしています。急性期看護や退院に向けた生活指導や退院調整を行っています。心疾患の悪化は急激であり、いつ急変してもおかしくない状態の患者さんの看護は緊張感がありながらもやりがいがあります。様々な側面から苦痛を感じている患者さんの看護に難しさを感じていますがスタッフ間で相談しながら一つずつ乗り越えています。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 私が幼い頃父の病気で往診を利用していました。先生や看護師が自宅でほぼ毎日父の仕事の帰りを待っており、私たちの生活を第一に考えてくださった医療職者に感銘を受けたのをきっかけに看護の道に進みました。循環器領域を希望したのは、大学時代にメディカルラリーに出場し循環器疾患症例で上手く対応できなかったこと、循環器を学ぶことの重要性を感じながらもとても苦手な領域だったからです。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 今は退院指導に興味があります。心疾患は退院後も日常生活の制限が多いです。そんな疾患だからこそ患者の生活基盤や思いのなかに溶け込んでいけるような指導が私の理想です。退院指導は患者さんと出会ってから退院した後も続きます。その繋がりを大切にしていきたいと思っています。循環器疾患の勉強を進めながら、よりよい退院指導とは何か深めていけたらと漠然と考えています。

後輩へのメッセージ
 大学生活、自分も経験したはずなのにとても羨ましく思います。私の病棟では先輩はもちろん後輩のよいところ、真似したいところを沢山見つけます。きっと学生生活で培われたものなのだろうなと思います。やりたいと思ったことはどんどんチャレンジして経験値を上げて下さい。看護師になりたいと思った気持ち、実習で出会う患者さんとの貴重な体験を忘れずに大学生活を悔いのないように過ごしてください。

静岡赤十字病院 山内萌さん

現在の仕事の特徴、魅力、やりがい
 私が勤務しているのは泌尿器科・婦人科・心臓血管外科・胸部外科の4つの科が混在している病棟です。いろいろな領域の科の知識を得られ、急性期から緩和までさまざまな領域を経験できます。やりがいとしては、ほとんどの患者さんがしっかりしていて、手術目的にやってきます。さまざまな年代の方とお話しができて、皆手術が無事に終わると自分の足で退院していく姿を見ることができます。その元気になった姿を見られることが私はとても嬉しく看護師としての役目を感じられるので、とてもうれしい瞬間です。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 元気になって帰っていく姿を見たいなというのが外科病棟を希望した第一の理由です。そして手術をして、1番大変な時に力になってあげたいという思いもありました。実際働いていて自分が提供した看護で患者さんが感謝してくれたことが多くあり、その瞬間がとてもうれしくて、この領域でもっと知識や経験を重ねていきたいと思いました。

後輩へのメッセージ
 看護師になることはとても大変です。しかし看護師になってみて、この仕事ができてよかったと感じることもたくさんありました。人の役に立ちたい、助けたいなどの気持ちがあればきっと続けられるし、やりがいを感じることができると思います。働いてからも苦しいことや辛いことが待っているかもしれません。しかし、周りの先輩、同期、家族、友人などたくさんに人に支えられて私は頑張ってこれました。一番の励ましは患者さんからの感謝の言葉です。立派な看護師になれることを願っています!

中東遠総合医療センター 横井友美さん

現在の仕事の特徴、魅力、やりがい
 私が働いている部署は整形外科です。整形外科は、手術や外傷により急性疼痛のある患者の回復過程を援助する病棟で、基礎疾患を持つ高齢者やリスクを伴う患者が増加し、看護業務の観察でフィジカルアセスメント能力を高めることが求められています。また、受傷によりADLが低下するため元の生活に戻れるよう、患者に添った看護ケアについて考えチームで情報を共有し検討し、他職種がチームとなって入院から退院後の生活まで見据えて患者家族が安心できる生活支援を行うことが求められます。入院時に一人で動くことができない患者さんが退院時には歩いて変える姿をみるととてもやりがいを感じます。 

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 この領域に進もうと思った理由は、患者さんの急性期の看護がしたかったからです。手術が多い病棟なので、術前後の管理やリハビリまで幅広い看護を実践できます。慢性期とは違い目に見えて患者さんの状態の変化を感じられ、早期離床やリハビリの効果を認識できるとこれからの仕事のやりがいにも繋がると思います。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 今後は整形外科で取得した知識を活かし、専門看護師や認定看護師の資格を取得し、より患者に添った看護を実践できるようになりたいです。まだまだ学ぶことはたくさんありますが日々の看護が患者さんにどう影響しているのか感じながら仕事ができるといいなと思います。

後輩へのメッセージ
 私は整形外科で手術前後の管理・看護だけではなく早期離床・リハビリの大切さ、できることを自分でやってもらうことの大切さを学びました。手術や緊急入院が多い病棟で日々業務に追われ仕事が辛くなることもありました。しかし、先輩看護師や同僚に支えられ続けることができました。また患者さんからの笑顔が一番の励みになりました。

聖隷沼津病院 清水川舞さん

現在の仕事の特徴、魅力、やりがい
 私は現在泌尿器科病棟に勤務しています。慢性期から急性期、終末期と患者様の状態は様々で、その中で手術出し、化学療法等もあり学ぶことが多い病棟です。また、私は看護師としてもうすぐ6年目を迎えリーダーも任され広い視点で患者様を看ることができるようになり日々やりがいを感じています。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 母が看護師ということもあり、看護師を目指す1つのきっかけとなりました。看護師は大変な仕事だし辛いこともあるけど、患者さんから「ありがとう」と言われると頑張ってよかったと思うという話を聞き、私は元々人の役に立つ仕事がしたいと考えていたので、看護師を目指そうと思うようになりました。毎日働く中で、患者様の感謝の言葉が私の励みとなっています。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 今春から外科病棟に異動になります。現在の病棟より手術や化学療法も多く、より高いアセスメント能力・判断力が必要となります。患者様との関わりを大切にしながら、看護師としてのスキルも高められるよう努力していきたいと思います。

磐田市立総合病院(整形外科病棟) 守屋侑加莉さん

現在の仕事の特徴、魅力、やりがい
 整形外科病棟では交通外傷や骨関節疾患により手術が必要な患者さんが多く入院しています。術前後の看護や疼痛コントロール、ADLの介助が必要になります。ベッドで頭を上げることもできず苦しんでいた患者さんが、歩けるようになって退院する姿を見ると私自身も嬉しくなります。癌の骨転移で入院される方もいるため癌性疼痛のコントロールや精神面のフォロー、退院調整についても学ぶことができます。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 入職後に整形外科病棟でローテーション研修となり、手術をした患者さんが日に日に回復しているところを見て活気のある病棟だと感じ興味を持ちました。受傷して辛い状態にある患者さんを支えられるよう看護を学びたいと思いました。また、順調に回復する場合だけでなく、肺炎や深部静脈血栓症などの合併症が生じたり、創処置や輸血などの治療が必要になることがあり様々な看護技術を学ぶことができるため整形外科を選択しました。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 急な入院で戸惑う患者さんや家族に関わることが多く、私たち看護師から声をかけて話を聞いたり、些細なことでもわかりやすく説明するなどの配慮が大切だと感じています。忙しさから医療者中心の看護にならず、患者さんから頼られるような思いやりのある看護が続けられるようにしたいです。部署移動が決まったので新たな領域の勉強をして自分の看護力をこれからも高められるようにしたいと考えています。

後輩へのメッセージ
 学生にしかできないことがたくさんあるので、プライベートの充実も含めて色々なことにチャレンジして下さい。私はサークルに積極的に参加していましたが、今でも仲間に悩みを相談したり、旅行に行くことができ仕事への活力となっています。実習や国試で大変だと思いますが、今頑張っていることが今後に活かせられると思います。看護師の仕事はとても気力・体力が必要なので自分のことも大切にして体調管理ができるようにして下さいね。

静岡市立静岡病院 花嶋優希さん

現在の仕事の特徴、魅力、やりがい
 私は、静岡市立静岡病院の消化器外科、内科、泌尿器科の混合病棟に勤めて三年目になります。手術や内視鏡検査を行う目的で入院される方や、腫瘍に対する抗癌剤療法を行う方、末期癌の看取り目的で入院される方など、様々な治療目的で入院される病棟です。終末期の患者様には、本人や御家族の希望に沿った緩和看護を行っています。残された僅かな時間を穏やかに過ごすことができるように、他職種と協力し合いながら看護を行い、患者様の最期に立ち会わせていただく度に、この仕事のやりがいを感じます。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 私は周術期看護での経験を元にスキルアップを図りたかったため、消化器外科、内科、泌尿器科の混合病棟での勤務を希望しました。実際に勤務してみて、手術に備える患者様の不安に直接寄り添えることや、術後の繊細な身体管理に携われることに、責任を持って看護を行うことの大切さを感じます。手術を終えて、すっきりした表情で退院されていく患者様の姿を見ることが、今の私の活力です。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 入職後は試行錯誤しながらの三年間でしたが、周りのスタッフや友人に支えられ、自信を持って仕事をすることができています。今後もチームスタッフや他職種の方々と連携し、より質の高い看護を患者様に提供できるように努めていきたいと考えています。

後輩へのメッセージ
 聖隷クリストファー大学での実習や授業を通して、患者様に寄り添った個別性のある看護の大切さを学ばせていただいたことが、今の自分の看護に大きく結びついているのではないかと思います。同じ手術を行う、同じ疾患の患者様でも、手術後の経過は大きく異なることもありますし、病気に対する受け止め方も人それぞれです。患者様一人ひとりにそれぞれの人生があり、考え方があり、それを全て理解することは難しいことだと痛感しました。しかし、少しでも患者様の想いを理解しようと努力することはできます。

浜松労災病院 石橋亜弥佳さん

現在の仕事の特徴、魅力、やりがい
 私が勤務している整形外科病棟には、高齢の患者さんが多くいらっしゃいます。骨折して痛みの辛かった患者さんが手術をしてリハビリを行うことで、痛みも楽になり、スムーズに車椅子に乗ることができるようになったり、シルバーカーで歩けるようになったりする姿をみると、元気をもらうことができ、やりがいを感じます。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 実習で外科病棟に行き、不安な思いを抱えて手術を乗り越え、体の状態が回復して笑顔で退院される患者さんをみたとき、「私も患者さんが笑顔で退院できるように支えてあげたい」と思い、この病棟で働きたいと思いました。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 だんだんと後輩も増えてくるため、わからないことは聞きやすく、聞かれたことには丁寧に教えてあげられる先輩になりたいと思っています。

後輩へのメッセージ
 実習や国試の勉強など大変なことはたくさんあると思いますが、自分に負けず、夢をあきらめないで、がんばってください‼

順天堂大学医学部附属静岡病院 藤澤央志さん

現在の仕事の特徴、魅力、やりがい
 整形外科での主な看護は、手術後の管理とその後のリハビリやセルフケアです。目に見える回復や経過を辿り、元気になって退院されていく患者さんが多いです。年齢層が小児から高齢者まで幅広いのも特徴です。中には不慮の事故で後遺症が一生残る患者さんも来ます。そんな患者さんのメンタルケアを行うのもやりがいに感じています。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 配属希望時は、どの分野にも苦手意識が高くとても悩みました。学生時代を思い返した際、急性期の実習で患者さんの状態が日々変化し、看護プランやケアを考えることにおもしろさを感じたこと思い出しました。そのため、新人の頃は救命センターで1年経験を積みました。その時関わった整形外科の患者さんの疾患は、自分や身の回りの人にも起こりうるものばかりであったため、もっと詳しくなりたいと思ったのが理由です。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 今後はさらに後期高齢化社会が進み、今以上に在宅看護や地域連携が求められてくる時代になっていきます。私も将来在宅でも活躍できるよう、内科で数年働き、経験を積んだ後に急性期や整形外科での経験も生かせる在宅の領域へ進もうと考えています。今はいろいろな研修に参加し、スキルを身につけている段階です。

後輩へのメッセージ
 遊びも勉強も自分の財産です。学生のうちにしかできないことを探し、積極的に挑戦して欲しいと思います。いろんな経験や出会いから学べることは多いです。私も学生時代にもっといろんなことに挑戦しておけば良かったと思っています。就職してからはまとまった休暇は滅多にないですよ。今を大事にしてください。卒業してみると4年間は長いようであっという間に過ぎてしまいます。

静岡赤十字病院 髙橋 瞳さん

現在の仕事の特徴、魅力、やりがい
 私が勤務しているのは、泌尿器科、心臓血管外科、呼吸器外科、婦人科が入っている混合外科病棟です。手術目的で入院される患者さんが多いですが、化学療法や緩和ケアも行っているため、幅広く看護を提供できる病棟です。疾患や治療が多くあるため、様々な知識や技術を身につけることができます。外科病棟であるため、術後の全身管理や疼痛緩和、関わりでサポートできることがやりがいとなっています。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 大学生の時に外科病棟に実習に行った際の思いが、きっかけとなっています。術後の苦痛が強くあった患者さんが、日に日に回復して退院していく場面に立ち会い、一番辛いときに一番近くでサポートしたい、元気に退院していく姿を見たいと思い、外科病棟を希望しました。実際に、退院する患者さんから辛いときに支えてもらったと言葉をかけていただき、この領域の魅力と看護師のやりがいを感じています。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 今は、現在の領域での学びを深めているところです。キャリアプランは考えているところですが、違う領域での経験を積み、看護師としてステップアップをしていきたいと考えています。また、学生の時に支えていただいた先生方のように、臨床経験を踏まえて看護の実際を伝えていくことも魅力に感じています。目指すところを想像しながら日々の業務に取り組んでいきたいです。

浜松医科大学医学部附属病院 倉本 麻梨奈さん

現在勤務している領域の仕事の特徴、魅力、やりがい
 私は耳鼻咽喉科、口腔外科、形成外科の頭頸部•再建外科センターの病棟に勤務しています。手術を行う目的で入院される方や、腫瘍に対する抗癌剤療法や放射線治療を行う方など、様々な治療目的で入院される病棟です。術後、リハビリを受けて希望の退院先に繋いでいけること、抗癌剤治療や放射線治療で入院期間が長期に渡る場合も、患者さんに寄り添いながら一緒に治療を頑張ることでやりがいと看護の楽しさを感じます。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 大学生の時に外科病棟に実習に行った際の思いが、きっかけとなっています。周術期を乗り越え、退院後もリハビリが必要な患者さんに対し、リハビリを継続することの必要性、どのようにリハビリを行うかを一緒に考えた場面がありました。退院時患者さんから「お家に帰ってもリハビリ頑張るね」と反応があり、退院してからの生活も考えて看護ができたこと、手術を受けて元気に帰っていく姿を見ることに看護師としてのやりがいを感じました。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 特定医療行為や認定看護に興味があるため、今後はこれらの知識や技術を身につけられるように勉強したいと考えています。

後輩へのメッセージ
 学生生活の中で、"自分がやりたい看護"を絞るのは難しいと思います。ですが、働いてみるとだんだんと自分が大切にしたい看護•やりたい看護が見つけられると思います。実習の中である程度知ることはできると思うので、大変だとは思いますが、今は焦らず沢山の学びを吸収して、充実した実習となるよう頑張ってください。応援しています。

市立御前崎総合病院 水嶋芽生さん

現在勤務している領域の仕事の特徴、魅力、やりがい
 私は消化器外科や、整形外科、脳神経外科などの外科病棟で働いています。周手術期から、終末期の患者まで幅広く勉強することができます。術後の全身状態の管理やドレーン管理、終末期患者に対しては最期をどこでどのようにその人らしく過ごしていくべきかを考えながら看護を行なっています。多くの知識が必要で習得するまで大変ではありますが、患者の経過が良くなっていく姿や個別性にあわせて患者へ看護を提供できた際にやりがいを感じます。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 実習で整形外科の患者を受け持ちました。とても短い期間の中で患者のADLが上がっていく姿を見てその看護に携わりたいと思いました。また、元々周手術期に興味があり術前から術後までどのように経過していくのかを学びたいと思ったため外科病棟を希望しました。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 看護師として3年目となりできることも増えてきましたが、依然未熟な箇所が多く勉強が必要であると業務を通して痛感しています。さらなる知識、技術の修得をしていきたいです。また災害看護や救急看護について興味があるためACLSなどの資格取得も考えています。その他にも自分のスキルアップのため外部の研修参加や、資格取得を目指していきたいと考えています。

後輩へのメッセージ
 大学生活でしかできないことがたくさんあると思います。私は在学中にアメリカ研修へ参加しました。普通の旅行では出来ない貴重な体験ができ、たくさんの学びを得ました。機会があれば海外研修にぜひ参加してみてください。興味のあることがあれば行動に移してみてください。日々の勉強に励みつつ、今の時間を大切に過ごしながら楽しい学生生活を送ってください。