グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


就職・キャリア

ホーム >  就職・キャリア >  卒業生の活躍 >  社会福祉学部 介護福祉士

社会福祉学部 介護福祉士


画像説明文

社会福祉法人聖隷福祉事業団
いなさ愛光園

下尾貴史 

聖隷介護福祉専門学校
1998年度卒業

 1997年に聖隷介護福祉専門学校へ入学しました。現在は、介護職に就く人が少ないと言われていますが、私が入学した当時は1クラス40名が2クラスありました。男性は各クラス10名ほどだったので、男性には不向きな仕事なのか…と戸惑いながら、高齢者施設と障害者施設に実習へ行きました。
 施設ではやはり介護職として働いている男性職員は少なく、この仕事は続けていけないのかと不安に感じていたことを記憶しています。その不安に感じていたことを先生に相談すると、「これからは男性職員が必要になる。」と言われ、夢を持ちながら勉学に励みました。

 卒業後は、聖隷福祉事業団へ就職し、開設したばかりの浜北愛光園へ配属されました。先輩職員が少なく同期職員で業務内容等を考え、時間があれば他の施設へ見学に行き、試行錯誤して業務を組み立てていました。今では、当時の1つ1つの出来事が、学びと自信となり私の礎になっていると実感しています。

 就職をしてからこの17年の間には、関西地区への異動も経験させていただきました。1年前に浜松地区へ戻り、現在はいなさ愛光園で勤務をしています。いなさ愛光園では相談員、入居、ショートスティの兼務を任せられています。介護職員のケアの質はもちろんのこと、施設の運営や職員のモチベーションの維持、施設全体のことを考える立場になりました。
 大変だと感じることもありますが、同僚の職員にも支えられ楽しく仕事をさせていただいています。緑が豊かないなさ愛光園で働きたい!いなさ愛光園を利用したい!と言ってもらえる施設をこれからも目指し、自分自身も成長するために努力をしていきたいと思います。

 身内等でご利用を考えている方や、いなさ愛光園で働きたい方はご連絡を下さい!お待ちしております!
出典:2017年9月発行「聖隷クリストファー大学同窓会 会報Vol.18」

社会福祉法人聖隷福祉事業団
油壷エデンの園

垣原仰太 

聖隷クリストファー大学
社会福祉学部
臨床介護福祉学科 2015年度卒業

 学生時代、4年目のゼミで自立支援介護について学びました。介護職の強みは、現場で要介護高齢者の24時間365日に最も近い距離で寄り添える事と、他職種よりも数で勝っている事だと思います。
 自立支援介護を実践し、一人でも多くの要介護高齢者を元気にしたい!その想いを持って、日本最大級の社会福祉法人である聖隷福祉事業団へ就職しました。その実現に向け、まずは成果を学会で発表し、評価されることを目標として動き出しました。

 小さなうねりもやがては大きくなるように、対象者を元気にできる“力のある介護職”が増えれば、自立した生活を送れる高齢者を最短で増やしていける!と考えました。だからこそ私は、就職してすぐ担当入居者(要介護度3) に自立支援介護を実践し、その方がかねてから希望されていた外出援助とADL(日常生活動作)の自立を達成させました。それから、自立支援介護の理論や実践方法を勉強会でスタッフにシェアして、仲間を増やしていきました。
 もちろんその過程で、周りの理解を得られないことも多々ありました。しかし医療・福祉の業界にいる以上、対象者に幸せになってもらいたいという基本的な想いは、どの職種にも共通して言えることだと思います。その想いに立ち返りながら他職種やスタッフに納得できるまで説明することが、仲間を増やしていく上で大切なことだと学びました。そして、様々な学びや気づきを得ながら、今年の聖隷福祉学会で優秀賞を受賞できました。
 どんな事でも、その方にとって良い事であれば、とりあえず仮説を立ててやってみて、成功体験を積み重ねていくことが、一人でも多くの要介護高齢者を元気にする近道と信じています。これからも、要介護高齢者の幸せを追求するために行動を続けていきたいと思います。

 まずは皆さんも、適正水分量(健康な方も1.5L以上)を摂取する事から始めてみてください!!!
出典:2020年9月発行「聖隷クリストファー大学同窓会 会報Vol.24」

社会福祉法人七恵会
浜松中央長上苑

西藤宏之 

聖隷介護福祉専門学校
1992年度卒業

ご利用者やご家族の「自分らしい暮らし」

 2019年3月、23年間の介護教員生活を終えました。恩師である牧田弘子先生から受け継いだ、市内専門学校の介護福祉科が廃科になってしまったことは残念ですが、最後に送り出した学生が全員、国家試験に合格し、卒業したことで、介護現場に戻る踏ん切りがつきました。頑張ってくれた学生達には、本当に感謝しています。
 現在は、社会福祉法人七恵会、浜松中央長上苑において、デイサービスセンター介護主任と法人本部主任を兼務しています。デイサービスセンターでは、ご利用者やご家族の「自分らしい暮らし」を守るべく、日常生活に必要な機能の維持、向上に努め、特に過剰な介護によってご利用者個々のレベルを下げることがないよう心掛けています。また、職員一人一人が働きやすく、輝ける職場を目指した環境づくりにも力を入れています。法人本部では、人材確保対策部に所属し、法人の取り組みを採用関係機関に発信しつつ、関わりを深めていくという部門を任されています。責任の重みは感じますが、前職の経験も活かすことが出来、とてもやりがいがあります。
 学校生活は、先生や仲間たちに恵まれ、楽しく過ごすことが出来ました。卒業年次の夏休み直前に交通事故に遭い、卒業が危ぶまれた時は、先生たちが、実習の時期をずらしてくれたり、就職先を紹介してくれたりする等、親身になってみんなと一緒に卒業できるように支援して下さいました。機会があれば、母校に恩返ししたいと思っています。
出典:2022年4月発行「聖隷クリストファー大学同窓会 会報Vol.27」