世界に羽ばたく

　現在、私は聖隷クリストファー小学校に勤めております。教職２年目になり、今年度は４年生の担任として、日々の学校生活を楽しんでおります。
　私の勤めている聖隷クリストファー小学校は、今年度からIB（国際バカロレア）ワールドスクールに認定されました。大学２年次生の時に、IBの教員資格が大学で取れるようになったことを知り、興味本位で受講したのがIBとの出会いでした。IBを知っていく中で、世界と日本の様々な違いに気づかされ、その面白さに惹かれて、IB教育を実践したいと思い、聖隷クリストファー小学校に就職することを決めました。
　私の主な仕事は日本語科目の授業（国語科・社会科・体育科）や学級経営です。私が小学生の頃に受けていた授業とは異なり、児童が自分自身で疑問を持ち、「知りたい！もっとやってみたい！」と自ら学ぶ、児童主体の授業をするように心がけています。日々の授業が探究であり、
私も児童と一緒に様々な事を知り、日々成長していることを実感しております。また、聖隷クリストファー小学校は日本人教諭と外国人教諭の２人担任制です。互いの価値観を尊重しながら、学級経営を行なっています。外国人教諭との交流により、私のグローバルな視点も日々養われてきているなと感じております。
　聖隷クリストファー小学校の児童、そして私自身も世界に羽ばたく人になれるように、今後も様々なことに挑戦していきたいです。

出典：2024年9月発行「聖隷クリストファー大学同窓会　会報Vol.32」