聖隷クリストファー大学│保健医療福祉の総合大学

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リハビリテーション学部

教育目的・目標

リハビリテーション学部では建学の精神であるキリスト教精神による「生命の尊厳と隣人愛」に基づく深い人間理解の上に、高度な知識・技能を修得し、また多職種との連携・協働してその責務を果たし、国内外の新しい動向にも対応できるリハビリテーション分野の指導的人材となる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を育成することを教育目的とします。

リハビリテーション学部の教育目的を達成するため、以下のように学部の教育目標を掲げます。

  1. キリスト教精神による「生命の尊厳と隣人愛」を理解し、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士としての高い倫理観と態度および豊かな教養を身につける。
  2. 医学的基礎知識および理学療法学・作業療法学・言語聴覚学の基本的な知識・理論や技能を体系的に修得する。
  3. 様々な立場や考えをもつ他者を尊重し、自らの考えや意見を適切に伝達・説明できるコミュニケーション力を習得する。
  4. 課題解決に向けて、自身の専門分野と関連諸学の知見を統合し、探求する態度と生涯学修力を身につける。
  5. 対象者の疾患と病態、障害特性に応じた基礎的な理学療法・作業療法・言語聴覚療法の治療・指導・援助の技術を修得する。
  6. 保健医療福祉チームにおける一員として、それぞれの役割と責任を自覚し、多職種との連携・協働が実践できる態度と知識・技術を修得する。
  7. 国際的な課題に関心を深め、国際的にも活躍できる国際感覚および語学力・表現力を身につける。

各学科の目的・目標は以下の通りです。

  1. 理学療法学科

    理学療法学科では、人体の構造や機能、疾患と障害などの理解の上に、運動・電気刺激・温熱・冷却による治療や、障害を補うための杖や車いす・住宅改造に関する知識と技術を修得すること、また骨・筋・神経の疾患・障害に加え、呼吸・循環などの内部障害やスポーツ障害に対する高度な理学療法を修得することを目的とする。そのために、近年の医療技術の進歩と高度複雑化する社会の要求と期待に応えられるよう、自ら判断し行動する能力と学問的志向性を養うことを目標とする。

  2. 作業療法学科

    作業療法学科では、「身体または精神に障害のある、またはそれが予測される人々に対し、作業活動を通じて心身機能の回復・維持を図り、主体的な生活の獲得のための治療・指導・援助を行う」という作業療法の定義を基盤とした内容を修得することを目的とする。この目的のために、心身機能や疾患・障害特性などの医学的知識、作業活動の特性と意味などの作業療法に必要な高度の専門的知識・技術を獲得し、科学的な思考力と、人の心理・社会的側面を視野に入れた幅広い実践能力を養うことを目標とする。

  3. 言語聴覚学科

    言語聴覚療法は聴覚、言語、発声発語、嚥下等に障害のある人々に対して評価・訓練・指導・助言を行い、機能の獲得や回復、維持・向上を図り社会参加を支援することを目的としている。この目的に沿って言語聴覚療法・領域における高度専門職者としてふさわしい知識・技術を修得し、さらに、科学的、客観的な思考力と実践力のある専門職として専門分野ならびに関係領域の発展に貢献できる人材の養成を目標とする。

学修内容の特色

教養教育を重視し、豊かな人間性を育てる

リハビリテーションの対象は「人間」。よりよいリハビリテーションを行うためには、 人間やその生きる舞台である社会などについての幅広い理解と視野が必要です。 資格取得に必要な専門教育だけでなく教養教育を重視し、人間性豊かな医療技術専門職を育成します。

学際的アプローチにより、保健医療福祉の連携について理解を深める

保健医療福祉の連携・融合が進む中で、医療技術専門職には隣接する分野の学際的な知識が求められます。 聖隷クリストファー大学は看護学部、社会福祉学部も擁しているため、それらの学部との連携による科目を通して、 自分のめざす専門職の位置付けと他職種への理解を深めます。

グループ施設を中心に行う実習で、確かな実践力を養成

授業で学んだことは臨床現場で実践し、専門知識と技術を体得します。近隣はもとより全国に医療・福祉施設を展開している聖隷グループをはじめ、 さまざまな病院・施設の協力を得て、多様な機関・施設での実習が可能です。

取得できる資格

理学療法士 国家試験受験資格(理学療法学科)
作業療法士 国家試験受験資格(作業療法学科)
言語聴覚士 国家試験受験資格(言語聴覚学科)

“科学的根拠に基づく確かな技術と豊かな人間性”のバランスそれがプロフェッショナル!

リハビリテーション学部では、“科学的根拠に基づく確かな技術と豊かな人間性”を兼ね備えた人材を育成することを使命と考えております。急速にグローカル化する社会においては、4年間の学びを終えて得た知識や技術は必ずしも最新でないのが現実です。“リアルタイムに状況を俯瞰し統合する力”がなければ社会の要請に応える技術を提供することはできません。本学では、アクティブラーニングによる主体的な学内教育、聖隷グループをはじめとする連携施設の協力による実践教育、海外の協定校との相互交流による国際教育という3つの柱を軸として、優秀な教授陣によるカリキュラムが展開されています。
一方、リハビリテーション専門職者には『客観的で冷静な視点』と同時に『生活者としての人を尊重するあたたかい目』が求められます。人のこころを理解し共感できる能力を養うには、“自身が支えられ、相手に寄り添う経験”が不可欠です。本学が掲げる「生命の尊厳と隣人愛」は、学生生活でのこうした学びを通じて実践されています。
リハビリテーション学部は、冷静な判断力と、あたたかな人間性を備えたプロフェッショナルを輩出することを約束します。

新宮 尚人

求める学生像

・建学の精神である「生命の尊厳と隣人愛」を尊重し、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士として人格を磨くことのできる人
・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の使命と役割を理解し、それを担う意志のある人
・教養と理学療法学・作業療法学・言語聴覚学の知識と技能を身につけ成長するため、自ら学ぶ意欲のある人
・他の医療保健福祉分野の専門職者と多職種連携・協働して課題解決に努め、リーダーとして成長しようとする人
・理学療法学・作業療法学・言語聴覚学分野の発展と、地域社会および国際社会の課題解決に貢献するため自己研鑚できる人

大学入学までに身につけて欲しい教科・科目等

人の心身機能・構造および活動とそれらの障害を理解し、理学療法学・作業療法学・言語聴覚学の理論と技能を修得する上で、高等学校までに次のような基礎学力を有していることが望まれます。

・国語については、物事を的確に理解し、論理的に思考し表現するために必要な国語の文章力と読解力、言語による思考力および伝達力
・地理歴史・公民については、多様な文化や歴史、価値観、生活背景をもつ他者を理解するために必要な基礎知識
・数学については、論理的かつ数量的に物事を考え表現するために必要な数学的知識と技能
・理科については、自然の現象や人体に関する諸問題を科学的に理解するために必要な自然科学(物理、化学、生物)に関する基礎知識
・英語については、国際的視点で物事をとらえ、諸外国の人々と交流するために必要な基礎的な英語の理解力とコミュニケーション力