7月８日（木）に第３回の言語聴覚学科Webセミナーを開催しました。
今回は、「聞こえの科学と補聴器」と「子どもの音声言語獲得」の二本立てでした。
大原教授は、生物としてのヒトが聴感覚を得る仕組みについて、特に「蝸牛」の構造と機能に着目して説明しました。
その上で、音を聞き取るために最新の補聴器で何を行っているのか、科学的に解説を加えました。
中村助教は、子どもがどのように話し言葉を獲得するかということについて、音声言語獲得の４つの理論のうち、学習説に基づいて説明しました。
さらに、この理論に基づいて療育支援のあり方や言語指導法について具体例を用いてお話ししました。
2つの講義を通じて、人間の発達が科学的で大変興味深いものであるということがご理解いただけたかと思います。
順次動画をアップロードしますので、ぜひ再度ご視聴ください。

秋にも新たな内容でWebセミナーを開催します。
10月5日（火）、12日（火）、19日（火）の３日間です。
受け付け準備が整いましたら、ホームページ上でご案内いたします。
皆さんのご参加をお待ちしております。