リハビリテーション学部理学療法学科の矢部広樹准教授が腎不全看護学会主催のCKDLN東海地区セミナーで講師を務めました。

CKDLN（慢性腎臓病療法指導看護師）とは、慢性腎臓病看護現場における看護ケアの質の向上を図ることを目的とした、腎不全看護学会の認定資格です。今回当学会より依頼を受け、研修会の講師を務めました。

「実践！診療報酬の算定に向けた透析中の運動療法」テーマに行われた研修会は、今年度4月に透析中の運動指導に係る評価として診療報酬が新設され、その算定に必要な知識や技術の伝達を目的に開催されました。

午前は、「これだけは知っておきたい運動療法の実施に必要な知識と技術」をテーマに、腎臓リハビリテーションガイドラインの解説と、実際の展開に必要となる知識と臨床実践の方法について講義を行い、午後は「事例から考える　運動療法の導入と展開の実際」というテーマで、事例検討とグループワークを実施しました。

矢部准教授は、今後も血液透析患者に対する運動療法の普及に尽力していきます。