本学大学院　リハビリテーション科学研究科修了生の芦澤遼太さんが執筆した論文「Effect of Pre-Hospitalization Fall History on Physical Activity and Sedentary Behavior After the Implementation of a Behavioral Change Approach in Patients with Minor Ischemic Stroke: A Secondary Analysis of a Randomized Controlled Trial」が、International Journal of Behavioral Medicine(Impact factor: 2.7)に掲載されました。

International Journal of Behavioral Medicineは、International Society for Behavioral Medicine(国際行動医学会)の公式ジャーナルであり、健康行動や疾病予防などの行動医学に関する論文を掲載しています。

本研究は、以前に行った軽症脳梗塞患者に対する座位行動の減少を促すランダム化比較試験の二次解析であり、入院前に転倒歴がある方は退院3か月後の歩数の変化量が少ないことを明らかにしました。
一方で、活動強度別の身体活動量や座位行動は有意差が確認されず、転倒歴のある方は、立位作業など、歩行以外の活動をしていた可能性が示唆されました。

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