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[理学療法学科]さなるサンクリニックにて動画を活用した運動プログラムの提供を実施しました。


リハビリテーション学部理学療法学科の矢部広樹准教授のゼミでは、浜松の透析クリニックで透析を受けられる患者様への新しい運動療法の開発・提供を行っています。
この度、ゼミの学生を中心に、透析中に楽しく運動を継続して頂けるように、新たな運動プログラムと動画コンテンツを作成し、医療法人社団優仁会「さなるサンクリニック」の患者様に提供させていただきました。

透析を受けられる患者様は、ベッド上で動きが制限された中、週3回4時間の透析を一生涯、行う必要があります。このベッド上での安静は、筋力や体力の低下など、様々な問題を引き起こすことから、透析中に運動療法を行うことが近年一般的となり、今年度の診療報酬改定でも透析中運動療法加算が新設されました。

一方で、透析中に行われる運動は、単一な動作の連続であり多くの患者様にとって退屈でつまらないものとなりがちであるため透析中の運動療法は、継続が困難であり、脱落率が高いという課題が学会でも多く指摘されてきました。

このような背景から、学生が透析を受けられる患者様に運動療法についての現状の聞き取り調査を行い、運動が楽しみながら継続にできるコンテンツの作成に取り組み、実際に学生が患者様へ提供をさせていただきました。

同時に学生にとっても、地域の人々との交流や実践的な経験を得る貴重な機会となりました。

当日の様子は10月31日(火)静岡新聞でご紹介いただきました。