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全学FD研修会を実施しました。


本学では、大学教育の内容や方法の改善を図るための、教員の組織的な取り組みとして、年2回の全学FD(Faculty Development)研修会を開催しています。6月19日に2024年度第1回目となる全学FD研修会を実施しました。

今回は、本学の前身である聖隷学園浜松衛生短期大学で、看護教育を通して養いを受け、臨床を経たのち短期大学に看護教員として戻り、現在は現役の訪問看護師として経験を重ねる、卒業生の吉岡麻理氏をお招きし、本学の理念「生命の尊厳と隣人愛」を活かした教育的な営みとはどのようなものかについて共に考えました。

吉岡氏からは、中学生の時に聖隷の創設者である長谷川保氏との出会いを通じて受けたその後の人生への影響、在学時にマザーテレサを目の前にして感じた圧倒的な存在感などについての経験が語られました。
また、学生時代に参加していた勉強会(学業の評価とは関係のない場)において、「教員たちの話を真剣に聞き、真剣に話を聞いてもらった」という経験から、隣人愛の精神と聖隷の教育の本質がそこにあったのだという気づきが語られました。

参加した教員からは、本当に心に残る体験を聞くことができた、学生数が多い現在においても一人ひとりの学生と真剣に向き合っていきたいという感想が寄せられました。
本研修を通して、教員それぞれが、自分ができる本学の理念を体現する教育とは何かを考える貴重な機会となりました。

研修会の様子