シンガポール・ナンヤン理工学院実習生、本学で学びと友情を深める2週間

2024年9月2日（月）から13日（金）にかけて、本学の交流協定校であるシンガポールのナンヤン理工学院から、看護を学ぶ2名の学生が来日し、本学で実習を行いました。

実習生は、聖隷三方原病院、浜名湖エデンの園、訪問看護ステーション細江にて実習を実施しました。

聖隷三方原病院では、初日に看護次長による病院の概要や看護師の教育体制に関する講義が行われ、ドクターヘリ、ICU、救命救急、助産所、およびホスピスの施設見学も実施されました。その後、A3病棟（消化器科・外科）、F3病棟（整形外科）、および重症心身障害児者の施設での実習が行われました。

介護付有料老人ホーム「浜名湖エデンの園」では、副園長による概要説明の他、園内見学や入居者とのレクリエーションに参加し、入居者の生活を体験しました。

訪問看護ステーションでは、訪問看護師に同行し、実際の訪問看護の様子を見学しながら、日本の在宅医療や看護について学びました。

9月2日（月）の初日には、オリエンテーションや日本の医療保険制度・看護教育に関する講義が行われ、午後には、本学の国際保健医療福祉プログラム（副専攻）の学生有志によるキャンパスツアーや日本語会話練習、日本文化体験が行われました。これにより、両大学の学生が交流を深めることができました。

最終日には修了式が行われ、看護学部長および教員、国際保健医療福祉プログラムの学生が参加しました。実習生2名によるシンガポールの医療保険制度や看護教育についてのプレゼンテーションを行い、今回の実習で学んだことを共有しました。また、フェアウェル企画として、実習中に撮影した写真をもとに本学の学生が作成した思い出動画を鑑賞し、帰国前の有意義な交流の機会となりました。