グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


インフォメーション

ホーム >  インフォメーション >  [看護学部]英国の医学教育系国際誌「BMC Medical Education」に研究成果が公表されました。

[看護学部]英国の医学教育系国際誌「BMC Medical Education」に研究成果が公表されました。


膀胱の超音波検査シミュレーション演習により看護学生の
臨床パフォーマンス、自信、自己学習力を高めることを実証

本学看護学部の内藤智義准教授らの研究グループは、膀胱の超音波検査シミュレーション演習が
看護学生の超音波検査に関する臨床パフォーマンスを持続的に向上させるか明らかにするため、
演習前後に評価を行い、1カ月後のフォローアップの評価と比較検証しました。

超音波機器の小型化が進み、携帯型超音波診断装置(ポータブルエコー)の登場により、
超音波検査は様々な臨床現場で使用できるようになってきました。

超音波検査は医師や看護師など訓練を受けた医療従事者にとって安全で強力なツールですが、
看護学生に対する超音波教育の有効性は依然として不明です。
 
検証の結果、膀胱の超音波シミュレーション演習は看護学生の超音波検査に関する
臨床パフォーマンスを継続的に向上させ、自信を高め、自主的な学習姿勢を促進することに
効果的であることを実証しました。

本研究の成果は、現状の超音波教育が組み込まれていない看護教育のカリキュラムおいて、
看護学生が超音波検査を学べる大きなきっかけとなり、看護学の発展に寄与できることが期待されます。


この研究成果は、英国の医学教育系国際誌「BMC Medical Education」に日本時間1月25日に公表されました。

【論文情報】                                     
論文タイトル:Sustained effects of bladder point-of-care ultrasound simulation exercise on nursing students: A prospective cohort study
DOI:10.1186/s12909-025-06729-3

論文はこちらからお読みいただけます。

内藤准教授のリレーコラム