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ホーム >  インフォメーション >  [看護学部]第8回世界災害看護学会学術集会の パネルディスカッションにて、 小池助教がパネリスト(発表者)として参加しました。

[看護学部]第8回世界災害看護学会学術集会の パネルディスカッションにて、 小池助教がパネリスト(発表者)として参加しました。


阪神淡路大震災から30年を迎えるのを前に、災害時の看護の在り方などについて考える「世界災害看護学会」が11月29日から神戸市で開催されました。

「災害看護学」は阪神淡路大震災を契機に、神戸で生まれた学問分野です。
その後2008年に日本が中心となり、台湾、トルコなど7か国、40団体の賛同を得て「世界災害看護学会」を設立。
2010年に第1回の学会が神戸で開催され、震災30年を前に、再び神戸での開催となりました。
学会は29日から3日間開かれ、30日は神戸市看護大学で14か国から300人以上が参加するシンポジウムの他、防災に関する最新の技術の展示などが行われました。

小池助教は、第2日目のパネルディスカッションにて「災害看護教育における先端ICTを活用した仮想シミュレーションシステムの開発」について発表を行いました。

【発表テーマ】
「Development of a Virtual Simulation System Utilizing Advanced ICT in Disaster Nursing Education」
(災害看護教育における先端ICTを活用した仮想シミュレーションシステムの開発)

災害看護とは

「災害看護学」は、阪神・淡路大震災を機に学問として体系化された分野です。1995年に起こった阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件をきっかけに、災害における看護を学問として見直す必要性・重要性が医療関係者間で認識され、1998年に「日本災害看護学会」が設立されました。
また、台湾、トルコ、スマトラ沖の地震やSARSなどが発生する中、最前線の医療従事者は各国における災害看護への知識や経験不足による対応力の差に直面しました。世界レベルでの知識・経験の共有や対応力の向上を図るため、2008年に日本が中心となり、台湾、トルコ、インドネシアなど7か国、40団体の賛同を得て、「世界災害看護学会」が設立されました。

開催概要

大会名:第8回世界災害看護学会国際学術集会 
    The 8th International Research Conference of World Society of
    Disaster Nursing (WSDN24)
テーマ:変化するリスク環境における災害看護の再考
    ~地球と人々の健康のプライマリ・ヘルスケアから
    ソーシャルイノベーションへ~
大会長:神原咲子(神戸市看護大学教授/日本災害看護学会理事)
主催者:世界災害看護学会国際学術集会事務局
会 期:11月29日(金曜)~12月1日(日曜)
会 場:神戸市看護大学(神戸市西区学園西町3丁目4番地)
参加予定人数:現地300名以上(内、海外100名)オンラインを含むと1,000名
参加国数:14カ国(台湾、インドネシア、タイ、ネパールほか)
内 容:講演・発表の他、市民公開のミニツアー・展示・ワークショップ等