[社会福祉学部]井川淳史准教授が浜松市健康福祉部障害保健福祉課主催の高齢者・障害者虐待防止研修会で講演をしました。
1月27日(月)、社会福祉学部の井川淳史准教授が、浜松市健康福祉部障害保健福祉課主催の高齢者・障害者虐待防止研修会にて、「わが国の『障害観』を再考する-事例で考える知的障害者に対する虐待予防-」のテーマで講師を務めました。本研修会の受講者は、福祉関係事業者(介護保険施設、障害者福祉施設従事者)の方々をはじめ、行政職員も含む176名でした。
研修会テーマの設定背景には、近年、障害者虐待数の増加や障害者に対する偏見、差別を伴った事件が頻繁に起きていることにあり、今一度、私たちの根底にある「障害観」を再考し、事例を通して「何が虐待であり、虐待でないのか」について共に考える機会としました。
短時間の研修会では意見交換を行う時間まで取れませんでしたが、参加者は「障害観」を歴史から振り返り、人々が抱く障害者に対する捉え方について認識し、それがどの様に虐待予防、防止に繋がるのかを考える機会となった様子でした。
研修会テーマの設定背景には、近年、障害者虐待数の増加や障害者に対する偏見、差別を伴った事件が頻繁に起きていることにあり、今一度、私たちの根底にある「障害観」を再考し、事例を通して「何が虐待であり、虐待でないのか」について共に考える機会としました。
短時間の研修会では意見交換を行う時間まで取れませんでしたが、参加者は「障害観」を歴史から振り返り、人々が抱く障害者に対する捉え方について認識し、それがどの様に虐待予防、防止に繋がるのかを考える機会となった様子でした。
井川准教授は、「知的障害者の高齢化に伴う現状と課題」を研究テーマとして、当事者(きょうだい)、実践者(過去に高齢者、障害者施設での実践経験)の立場で15年前より進めており、虐待事例としても増加する「老障介護」の問題にも取り組んでいます。