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教員リレーエッセイ

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「楽しいこと」を増やすコツ


2023年3月10日更新
 楽しいと思えることは人によって様々です。例えば、スポーツ、音楽、料理、ショッピング、ファッション、ゲームなどなど。またスポーツも野球なのかサッカーなのか。サッカーでも自分自身がボールを蹴るのが楽しいのか、応援や観戦するのが楽しいのかなどなど、、、人によって楽しく思えることの関わり方も異なります。

 一方で、人の人生の中では楽しいと思えることばかりではなく「やらなくてはいけない」、「人に期待されているから」という理由でやらなければならないこともあります。特に勉強は親から「勉強しなさい!」と怒られてストレスになり、勉強嫌いになってしまったという経験はありませんか?私はそういう学生でした。

作業療法は人の「やりたい」、「やらなくてはいけない」、「人に期待されている」活動ができるように支援します。

「やらなくてはいけない」、「人に期待されている」ことも、視点を変えると楽しさが見つかり「やりたいこと」に変わるかもしれません。例えばそれらのことに取り組んだら、ご褒美として甘いものを食べる、30分好きなことをする、SNSにアップして報告する、カフェでスイーツを食べる、将来を良くすることへのつながりを意識する。または、それらのことをする時に、場所を変えてみたり、お気に入りの服を着てみたり、ちょっと高価な道具を使ってみたり、、、

 そんなふうに目的や目標、やり方を変えてみると、「やらなくてはいけない」、「人に期待されている」ことも「楽しいこと」に変わるかもしれません。もうすぐ新学期が始まります。自分の生活にある「やりたい」、「やらなくてはいけない」、「人に期待されている」ことを見つめ直してみませんか?