COMPLAINT
本園では、利用者からの苦情に適切に対応するために、苦情解決の体制を整えております。
利用内容等に対するご意見、改善希望内容等ございましたらご遠慮なくお申し出ください。
社会福祉法人十字の園 歴史資料館館長 平井 章
認定心理士、幼稚園教諭・保育士 鈴木 まき子
※上記の方との話し合いで苦情(要望・相談)が解決できない場合は、以下に相談することができます。
静岡県福祉サービス運営適正化委員会事務局 054-653-0840
2018年度
3/15(金)は卒園式前日で、ホールからランチルームまでの全てを開ける必要があり、おやつを食べる場所がランチルームからかぜの保育室に変わりました。また園全体も慌ただしくしていました。実際に該当園児がおやつを食べずに帰宅したことを把握できていませんでしたので、大変申し訳ありませんでした。保育者間でかぜの時間の保育について話し合いを行い、改善策を検討しました。下記のとおり改善に努めてまいります。
【おやつについて】・おやつを食べていない子を把握しやすいよう、おやつトレイを分かりやすくし、食べ方や出し方、食べたかどうかを確認する責任者を決めて対応します。
・食育の視点から、おやつの内容についてキッチンスタッフと話し合いをもちます。
【かぜの時間について】・少人数で落ち着いて過ごせるグループ編制を行い、子どもたち自身が主体的に生活を送れるよう、子どもが分かる・理解できる方法、または環境作りを実践していきます。
・2019年度はかぜの時間のスタッフを1名増やします。子どもたちが保育者に困ったことを言える雰囲気や関係作りに努めてまいります
2019年3月28日(木)第三者委員海野 展由先生へご報告し、助言をいただきました。
【おやつについて】子どもには遊び続けたい気持ちやおやつを後から食べようと思っていたり、時には食べたくない気持ちの時もあるかもしれません。おやつを食べなければ子どもの栄養や健康管理上不適切であるとはいえないかもしれませんが、おやつの内容により衛生管理上、後からでも食べられるものであれば食べられるよう配慮してもよろしいかと思います。「自己責任と保育の配慮」という視点において、先生方には子どもの気持ちを尊重しつつ、子どもの育ちに適切な対応を今後もお願いしたいと思います。
【保育の手薄さについて】この度ご指摘いただいたことで、保育の改善点を見出すことが出来たのではないでしょうか。子どもの利益となる改革点を見出せることは、新しい方向性に向かっていくことができる第一歩です。ここで大事なことは、日常で起こる小さな出来事をヒヤリ・ハットとして認識し職員で共有することで、大きなことへの予防としてアンテナを張ることが出来ます。小さなことを流してしまうと、気付かないうちに大きなことも流れてしまいます。真摯に受け止め、広い視野をもって子どものために改善できることを行って下さい。
2019年度
2020年度
2021年度
室内のうんていは、ランチルーム前の廊下に設置されているものです。大きな事故には至らなかったものの、大変なご心配をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。実際には首はしまっておらず、回転したことによる縄の負荷を受けて右首の部分が強く擦れた状態でした。当日は保育者も近くにいて見守っていたのですが、敏速な子どもの動きに対応出来ず、怪我に繋がってしまったことをお詫び申し上げます。保育者間で話し合いを行い、改善策を検討しました。下記の通り改善に努めてまいります。
【遊具への対応について】設置してあるうんていと縄ばしごは、設置業者アネビーの遊具で安全基準の「EN1176」に認定されています。縄の太さ、はしごの幅などはこの基準に基づき安全であると認められており、実際には子どもの首が締まることはありません。
園としましては、現在の環境の中で引き続き「子ども達の動きから危険を予測し、保育者の見守りの強化や立ち位置の確認、保育者間の連携をより強めること」「子どもを守るためにすべての危険を取り去るのではなく、子ども自身で危険を察知し、自ら危機を管理できる力を育むこと」「子ども達の創意工夫を支えつつも、個々の育ちや背景、思いもよく読み取り状況を判断し行動すること」について、再確認致しました。
今後も、子ども達の安全を第一とし、国連で定めている「子どもの遊ぶ権利」を保証しつつ、子どもたちの「挑戦」する気持ち、「成功体験を重ね、満足感を味わう」体験が積みなるよう、保育者一同、専門性と意識を高め、より気を引き締めて参りたいと思います。
園から保護者様へお伝えする際に事実に沿った適切な表現を用いることができず、実際の状況と保護者様がイメージする状況が一致しないご報告となってしまったことは、ご心配を大きくさせてしまった要因であると反省し、分かりにくいことや不安がある場合には口頭の説明だけでなく、必要に応じて現場での説明も含めて丁寧な対応に取り組んでまいります。
2021年6月3日(木)第三者委員 平井 章先生へご報告し、助言をいただきました。
【保護者への説明が適切でなかったことについて】怪我や事故が起きた際、園は何が起こったのかという事実確認を行い、適切に保護者に伝える必要があります。保護者に過度な心配や不安を与えることのないように、事実に基づき適切な表現を用い、保護者の理解が得られるように丁寧な説明に努めてください。
【遊具の安全管理について】100%の危険を取り除くことは難しいかもしれませんが、子ども達の学びを大事にしてほしいと思います。使えないようにするのではなく、使えるようにすることを工夫していくために、子ども達や職員とよく話し合い、今までのルールももう一度見直し、安全に使う工夫をしていただきたいと思います。この機会に、他の遊具についても点検やルールの見直しを行ってください。
2022年度
2023年度