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聖隷クリストファー大学│保健医療福祉の総合大学

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シミュレーション教育について
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シミュレーション教育とは?

シミュレーション教育とは、実際の臨床場面などの環境を擬似的に作り、
学習者が実際に臨床で経験することを、シミュレーションを通じて学ぶ教育です。

本学で導入した高機能患者シミュレータは、
遠隔操作によって脈拍、呼吸、血圧、顔色などの変化を再現し、
内蔵したスピーカーによって会話することもできるようになっています。

また、シミュレーション教育では、学習者による体位変換や吸引など看護介入ができるため、
実際の臨床のなかで患者にケアするように、臨場感をもって実践能力を培い、
さらに、実際の患者に生かすことができる看護実践力をめざしています。
シミュレーション教育は、実際の患者に看護介入する前に「安心して失敗できる」教育ができる点に
利点があります。

導入の経緯

本学は米国サミュエルメリット大学と2013年に大学間交流協定を締結して以来、
学生や教員が毎年、研修に赴き、シミュレーション教育について学んできました。

サミュエルメリット大学は、
カルフォルニア州オークランドにある、保健医療系の学部・大学院を擁する大学で、
北カルフォルニアでの医療専門職養成と保健医療分野の研究において中心的な役割を担っています。

そこで行われていた、病院内を模した臨場感ある場面設定のなかで学習者が安心して失敗できる環境が本学にも必要なのではないかという機運が高まり、
2016年に看護学部の教員有志9名によるシミュレーション教育チームが発足しました。

2017年には「シミュレーション教育委員会」となり、構成員は教員11名に増員しました。

シミュレーション教育を実践して

実際の授業で行うシミュレーションのシナリオには、さまざまな課題をもつ患者のシナリオが用いられます。
学習者が実践した場面を振り返り、観察した学習者は看護師役の学習者をねぎらいつつ、
客観的に観察し考えた結果を伝えていきます。

できたことは何か、できなかったことは何か、患者にとって最善の実践であったかどうか、
次回はどのように実践するか振り返り、学習者同士が議論し、深め合うことができます。

シミュレーション教育に関するお問合せ
聖隷クリストファー大学看護学部
シミュレーション教育委員会
seirei-sim@g.seirei.ac.jp